2012/02/04(土)
01月30日付けメリマンコラム
《長期見通し》 その2(抄訳)
次の掲載は月曜日、6日付のコラムになります。
先週オバマ大統領による一般教書演説を聞いて、私は2つのことに感銘を受けた。
第一に、彼はまだ、何が大衆の心の中にあるかを正確に把握している雄弁家であるという点。第二に、どうやら彼は現実から分断されているようで、諸問題に関する彼の分析の方向性に向かってアクションを起こすことが出来ないのか、あるいは気乗りでないという点である。
実のところ、しばしば彼のとる行動は、諸問題に対する彼自身のまっとうな
分析とまったく逆になる事がある(即ち「規制が多すぎる」とコメントしている
当の本人が「規制時代」だったり、また人口の47%が所得税を払っていない
この国の大統領が「すべての国民が公正公平に税金を納めて行くべきだ」
とコメントしたりする。「公正公平」とは一律税を意味し、彼の支持基盤には
非常に不人気であるにも関わらずだ)。
この一般教書演説には、現在米国が衰亡の一途を辿っているのではない
かと、多くの人々思っているときに、そのような思いを持つ人たちに向けて、
とりわけ強調した部分がある。
即ち「それらの人々は、自身が何について話しているかを判っていない」と。
本当だろうか?
彼らは、日に日に加速する政府の債務率を見ていないというのだろうか?
債務上限が、まさに数日以内に1兆2,000億㌦引き上げられ、16兆4,000億㌦
まで(これはCNBCのRick Santelliによると米国民一人当たり52,409㌦の債務
を負う計算になるという)増大しようとしていることに、気づいていないとでも言う
のか?
それはまさに2008年末の数字から見れば、債務は60%以上の増えているで
はないか!昨年、史上初めて米国の信用格付けが一段階落とされたが、その
とき「現状が改善されないようなら再度格下げ」という事視野に置かれて(格付
会社から)注視されているという点に気付いていないとでも言うのか?
それで「この国は衰退していない」という考えに賛同するだろうか?
これぞ、天王星(爆発を意味する)と冥王星(債務と脅威を意味する)のスクエ
ア(90度)が織り成す象徴、「債務爆発」という存在である。
導火線に火はついた。後は爆発するだけだ。
2012/02/03(金)
01月30日付けメリマンコラム
《長期見通し》 その1
予算は収支のバランスが取れていなければならず、
国庫は補充されていなけらばならず、
公的債務は少なくあるべきで、
官僚主義の傲慢さは正され、コントロールされねばならず、
そして、ローマ帝国が破産しないよう諸外国への援助は減らさねばならぬ。
(ローマ帝国の)民衆は、国の援助に頼らず、もう一度勤労に勤しむべきなのだ。
―紀元前55年、ローマの政治家キケロの言葉より
(マーク・ルーサー氏から送られた言葉)
世の中には、どうやっても変わらないことがあるというものだ。
これはまさに、向こう3年にわたる冥王星と天王星のワクシングスクエア(90度)と、
これに伴って米国始原図の太陽/土星のスクエアとグランドスクエアを形成する事
象がこれに当たる。
変動は起こるだろう。これらの変動に対するモメンタム(勢い)はすでに効力を発揮しており、これらの変動を生み出すものは単純である:そう経済状況である。
牡羊座の天王星の影響で、人々は自由を望んでいる。しかし、その望まれている自
由の大部分は経済的な機会の自由である。そして、個人が自分でやりくり出来るための経済的自由は、健全で誠実な民間部門からのみ実現可能なのであって、過度な膨張や、過度な規制を伴う公共部門からではない。
2012/02/02(木)
【お知らせ】
本日の01月30日付けメリマンコラム《長期見通し》はお休みいたします。
明日以降の翻訳は抄訳になると思います。
2012/02/01(水)
01月30日付けメリマンコラム
《短期見通し》 その2
恐らくこのイライラは先日フロリダ州で行われた共和党の予備選の序盤で垣間見る事が出来た。また恐らく同時期に行われていたオバマ大統領の選挙遊説でも同じようなイライラが垣間見られただろう。
私が思うに、このような場所で不要な憎まれ口を叩くような人物は
支持を失う。大統領候補たるもの、真面目でトコトン問題と向き合う
姿勢が求められる。
そうでなければ、米国民(の心)はその候補から離れてしまうのだ。
しかしこれら全ては、魚座サインに、このサインの支配星である海
王星が2月3日(日本時間4日)に入り、以降14年間滞在するという点
に尽きる。
この海王星サインチェンジの影響下では、ミット・ロムニーのような魚
座生まれに有利に働くようにも見える。非常に残念なのは、彼が14年
間にわたって選挙活動できない事か。
ただオバマ大統領(この人はみっちり14年間くらい選挙活動してきて
いるが)にとっても有利に働くようにも見える。何故なら現行の海王星は、
まもなく彼の出生図の金星とトライン(120度)を形成するからだ(そのた
め彼の人気は戻ってきている)。
ロムニー、オバマ両候補とも、天を見方につけているので、今年ホワイ
トハウス行きを賭けたレースは興味深い争いになる筈である。
また、今週末金曜日は一月の雇用統計と失業率の発表があるので重
要である。ただしかし、今週、相場の反転に関連した活発な天体位相とし
て目立つものといえばこのサインチェンジくらいしかないのだ。
もちろん、木星が2012年3月7日に牡牛座の7度を離れ、牡羊座の23度
から続いていた一連の木星の運行が終了する事実から、決して目をそら
すべきでないという事は判っている。
歴史的に見て、米国株価の長期サイクルでは、木星がホロスコープ上
のこの度数の範囲内で天井をつける。
これについては、どうか『フォーキャスト2012』をお読みいただきたい。
2012/01/31(火)
01月30日付けメリマンコラム
《短期見通し》 その1
現在、火星は逆行中である (1月24日~4月14日)。従って、物事はここからトリッキーになろう。
これは突然の政策変更を示唆する。それはまさに先週、FRBがそれまで
発表していた「半年から1年」ではなく「向こう3年」ゼロ金利政策を維持する
と発表したほうが賢明である、と判断を変えた事からも垣間見る事が出来る。
この発表がまさに火星逆行発生付近で行われた点は注視すべきである。
逆行中の火星は、一度始まったアクションが反転する事を示す。
爆騰相場にとってこの言葉は良い響きに聞こえると共に歓迎すべきものだ
ろうが、FRBのこの発表がこの動きに繋がると私には思えない。
それは占星術から見た評価である。FRBの発表は逆行の火星の下でされ
た。その時、アクションは反転するべきであった。ただ発表時に月は魚座に入
居しており、それは誠実なコミットメント(決まり事)よりも希望的観測の方がよ
り多く出るということを示す。ただバーナンキ議長は、その希望的観測さえ(判
断の)参考にはしていないだろう。
今週、活発な天体活動はあまり多くない。その中で最も注目に値するサイン
は、ひょっとすると2月1日(日本時間は翌2日)の起こる金星と逆行中の火星
とのオポジション(180度)かもしれない。
(この位相形成時)金星は魚座にいる。魚座は心の底から同意と平和を愛し
ている存在だ。それは激論または対決する事が好きでないという事を意味する。
しかしその一方で、乙女座で起こっている火星逆行は恐らく魚座の金星の弱
点を見つけるや否や、やいやいとせっつこうと決める。
このいらだちは、ありとあらゆる人との交流の場で、あたら他人様とやりあうの
ではなく、出来れば仲良くやって欲しいと願っているような多くの人たちをイライ
ラさせる。
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